宿で大型犬を留守番させるときの考え方

犬と泊まれる宿でも、食事処や大浴場には犬が入れないことがあり、その間、愛犬を客室で待たせるかどうかを決めておく必要があります。大型犬は力が強く鳴き声も響きやすいため、慣れない場所での留守番は家よりも気をつけたいことが増えます。宿の決まりの見方と、留守番させるときに考えておきたいことをまとめました。

このページは旅行の準備についての一般的な情報です。愛犬の不安や体調についての判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

1. まず宿の決まりを確かめる

留守番の扱いは宿ごとに大きく違います。当サイトの掲載宿310件のうち、愛犬の留守番や預かりについて書かれている宿は122件で、内訳は次のとおりです(1つの宿が複数に入ることがあります)。書かれていない宿も多いため、予約の前に宿へ確かめてください。

宿の決まり件数
宿で愛犬を預かってもらえる20件
客室で留守番できる(ケージ・サークルなどに入れる)36件
客室で留守番できる(条件の記載なし)9件
犬だけの留守番・外出はできない(控える)60件
車での留守番について書かれている3件
預かりはないと書かれている14件

宿ごとの記載は愛犬のお留守番・預かりのルールで選ぶ宿で一覧にしています。

2. 留守番させないですむ過ごし方を考える

いちばん確かなのは、愛犬を一人にする時間を作らない計画です。犬と一緒に入れる食事処がある宿(当サイトの掲載宿では103件、食事処に愛犬と一緒に入れる宿)や、部屋食・客室の露天風呂がある宿を選ぶと、留守番の時間を減らせます。預かりのある宿もありますが、大型犬が使えるか、時間や料金は宿ごとに違います。

3. 留守番させるなら、部屋の温度に気をつける

環境省は、高温の室内での留守番をペットが熱中症になりうる危険な状況の一つに挙げ、室内であっても適切な温度・湿度の管理をすること、ペットが自分で快適な場所に移動できるような環境を整えることが必要だとしています。

客室を出る前に、冷暖房の設定と、日差しが入る窓のカーテンを確かめておきましょう。ケージやサークルに入れる場合は、置く場所にも気を配ってください。水を置いておくことも忘れないようにしましょう。

4. 鳴き声とまわりのお客さん

環境省の「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」は、犬の飼い主に、頻繁な鳴き声などの騒音で周辺の住民の日常生活に著しい支障を及ぼさないよう努めることを求めています。宿ではほかの部屋のお客さんがすぐ近くにいます。

家で留守番に慣れていても、知らない場所では落ち着かずに鳴くことがあります。最初は短い時間から試し、すぐ戻れる距離にいるようにすると安心です。鳴いてしまったときにどうするか(連絡が来るか、早めに戻るか)を、宿の決まりとあわせて考えておきましょう。留守番中に鳴いたときの決まりがある宿もあります。

5. 逃げ出しやいたずらを防ぐ

同じ基準は、飼い主が動物の逃げ出しを防ぐための措置をとるよう求めています。宿の客室は家とは扉や窓の造りが違い、スタッフが出入りすることもあります。ケージやサークルを使う決まりの宿では、扉がしっかり閉まるかを確かめてから出かけましょう。家具や備品をかじったり、マーキングしたりしないかも心配なときは、留守番は短くするか、留守番させない過ごし方を選ぶのが安心です。

暑い日や寒い日に、客室の代わりに車の中で待たせるのは避けてください。環境省は、冷房の効いていない車内はわずかな時間でも非常に高温になるとしています(大型犬と車で宿へ行くときの準備と注意)。

6. 予約のときに宿へ聞くこと

ほかに予約のときに確かめたいことは、大型犬と宿に泊まる前の準備と予約時の確認リストにまとめています。

出典

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